香川県高松市の歯科・矯正歯科医院 さいとう歯科クリニック|一般歯科・矯正歯科・小児歯科・インプラント・審美歯科・ホワイトニング

当クリニックでは歯の治療を通じ皆様の健康維持・増進に貢献できるよう、
生涯にわたってサポートさせて頂くことを目指しています。

当クリニックでは歯の治療を通じ
皆様の健康維持・増進に貢献できるよう、
生涯にわたってサポート
させて頂くことを目指しています。

治療について治療について

子育てと歯

実は私(院長)には2007年7月現在3歳になる子供がおりまして、ほんとにかわいくてしかたがありません。小さいお子様をお持ちのお父さん、お母さんはみな同じ気持ちだろうと思います。子どもさんの歯についてもいろいろ心配なことが多いのではないでしょうか?

永久歯がきちんと生え揃うまでの歯科治療の大きな目標は

1.健全な歯列の育成2.お口の健康を維持するための良い生活習慣を身につけることだと思います。

以前はちっちゃな虫歯を早期発見・早期治療の名のもとに、泣く子をおさえながら治療してましたが、健全な歯列育成という目標を念頭においた上で、必要な治療をすすめていくというスタンスが大切だと思います。でなければ今ある虫歯を親と歯科医が必死になって治したところで、おやつの与え方や歯磨きなどの生活習慣が改善されないと、特に乳歯の場合はあっという間に虫歯が再発してしまうのです。生活習慣を改善しなければ、何度も何度も泣きながら虫歯の治療をしてもまた半年もたたないうちに虫歯になってしまいます。これは、お子様にとっても保護者の方にとっても大変な負担になります。

乳歯が生えてから永久歯が生え終わるまでの期間は、歯並び育成の非常に大切な時期です。特に、永久歯が生えはじめる小学校入学の頃からの数年間はとても大切です。特に重要なのが、悪い癖(態癖)をなくすことです。この時期に、頬杖をついたり片側ばかりで咬んだりしてバランスがくずれると、歯が生えてきている時期なのでどんどん歯並びは悪化します。できる限り左右のバランスを意識して咬むようにして、変な癖をつけないことが大切です。といっても癖というのは自分では気付いてない場合も多いものです。定期的に受診し、悪い徴候がないかチェックしてもらいましょう。

最初の歯

最初の乳歯が生えるのは生後約6ヵ月が目安になります。ただ、かなりの個人差があるのでちょっと遅れたからと言ってあわてることはありません。通常は下の前歯から生えてきます。ちなみにうちの子供は8ヵ月目に下の前歯が生えてきました。最初の頃は、ガーゼなどで磨くようにしましょう。

乳歯列の完成

前歯が生えると少し遅れて奥歯が生えはじめます。最後の乳歯(一番奥)が生え揃うのは2歳半くらいが目安です。これもかなり個人差があります。 奥歯が生える頃までには、歯ブラシを口に入れることに慣らした方がよいでしょう。ある程度歯が生え揃ってきたら、寝かせ磨きをしましょう。これがなかなかお母さんには大変で、磨かせてくれない子も多いようです。ある程度、歯磨きを理解できるまでは、歌を歌ったりして、機嫌をとりながら磨きましょう。小帯という筋にブラシがあたると痛いので、指で守りながら磨いてあげてください。

※この間に気をつけて欲しいこと。

まずは、食生活です。甘いお菓子などをこの時期から与えてしまうと、虫歯になりやすい乳歯のことですから、おそらく虫歯になるでしょう。仕上げ磨きをきちんとすることも大切ですが、なかなかきちんと磨かせてくれない子も多いと思います。まずは食生活に注意してください。お兄ちゃんやお姉ちゃんがいると小さい頃から甘いおやつを日常的に食べている子供もいます。そういった子供をブラッシングだけで虫歯予防と言ってもなかなか難しいものがあります。きちんと時間を決める、食後は必ずお茶を飲ませるなど食生活をきちんとすることが、この時点での虫歯予防としては最も大切なことですし、将来の食生活にも好影響を与えると思います。

おしゃぶりについて

おしゃぶりについては最近の研究では歯科の立場からは使わない方が良いという結論になりつつあります。ずっとお口におしゃぶりを入れていることで、乳歯の歯並びが悪くなってしまうこともありますし、衛生面でも問題があります。泣くからと言って安易に使うケースも多く、子供とのコミュニケーションという点でも問題があるのではないかと思います。ただ、既に使用している場合、いきなりやめることは精神面でマイナスになるということも考えられますので、小児科医に相談してみてくださいね。

歯の打撲

小さな お子さんの歯のトラブルで多いのが打撲。こけて机の角で打って歯がかけてしまった・・・というのはよく聞く話です。この場合、少し欠けたくらいで歯ぐきの出血なども軽ければそう問題はありません。ただ、強く歯を打ってしまうと、後々歯の神経が死んでしまうことがあります。乳歯の神経が死んでしまうと、歯の外側の歯ぐきに小さなポッツリができることがあります。これは、神経が死んだために根っ子の周囲に膿が溜まって、それが外側に出口をつくったものです。このポッツリができてしまうと膿が少しずつ出つづけますが、痛みは出ない場合がほとんどです。というのは、膿の出口が確保されているので、内圧が上がることがないからです。こういう場合は、腐ってしまった神経をきれいにお掃除しなければいけません。そのまま放置すると後続の永久歯に悪い影響が出ることもあるのでポッツリを発見したら歯医者さんに相談しましょう。

態癖について

頬杖などの癖によって歯並びが悪化することがあります。詳しくはこちら→